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きょう、大量の和服がクリーニングに持ち込まれました。
私も経験したことのないほどの量です。
茶道をしておられるお客様なのですが、実家のタンスを開けたら、和服が黴臭くなって着られなくなっていたとのことです。

最近は、忙しくて実家のタンスまで手が回らなかったのだそうです。
このところの高温多湿で、締切ったタンスの中ではカビが一気に増殖したのでしょう。

では、どうすればよかったのでしょう。
まず、クリーニングから返ってきた衣類は、ビニールカバーを外して通気させること。

確認をかねて、時々タンスを開けてみること。

盆正月は、陰干しをするといいでしょう。
この時期は、空気が乾燥して湿度が下がる時期です。
そして、絹を食べる虫(カツオブシムシ)が産卵するのは春ですから、それも避けることができます。
この虫は春に産卵します。そして戸外の植物のあるところに出てゆくというのが一般的な見解です。

それだったら、最初から自然の中に住んでいればいいのに、なんで屋内に入ってくるかなー。もう二度と戻ってこないでねって思います。

一方、産み付けられた卵は孵化して芋虫みたいになり、絹やウールを食い荒らすのです。
したがって、8月の虫干しは、カツオブシムシの成虫が飛び回っていないので、絹については正解です。

ただし、ウールの場合はイガという虫がいて、こいつは夏も屋内を飛び回るので注意が必要です。

なお、黴臭くなった衣類はクリーニングで臭いを取り去ることができます。
経験上、なぜか、ドライクリーニングはカビのにおいをよくとります。

和服をお持ちの皆さんは、かび臭くなっていないか、今すぐに点検されることをお勧めします。

なお、当店は、鳥取県内の本店で和服のカウンター持ち込みは受け付けておりますが、宅配便では受け付けておりません。

洋服と和服では取り扱いもクリーニング価格もまったく違うものになってしまうのです。
悪しからず、ご了承ください。

洋服の宅配クリーニングは、送料無料。保管料無料となっています。