金持の里の宅配クリーニング
宅配クリーニングのリンピオユキトがあるのは、鳥取県西部です。
鳥取砂丘があるのは鳥取県でも東部。大山があるのが鳥取県西部です。
そして、リンピオユキト工場の近くに、名所がもう一つ。
金持神社があります。
鳥取県から島根県にかけて、昔はたたらと呼ばれる鉄づくりが盛んに行われていました。
そして、鉄のとれるところという意味で、金持という地名が付きました。
鎌倉時代の末期に、後醍醐天皇を奉じて京に上った武将に金持景藤というひとがいます。
この地の守護大名であったと歴史書には書かれています。後醍醐天皇を助けて建武の親政を行った中心人物のおひとりです。
また平安時代末期、以仁王の変の時、以仁王を守って戦った北面の武士に、長谷部信連がいます。
長谷部信連は平清盛に捕えられ、金持の地に流刑になります。
ところが長谷部信連は大きな勢力であったので、根雨の町に寺社仏閣を寄進しました。
ですから根雨の町には延暦寺、祗園橋、八幡様、多武之峰といった平安京ゆかりの地名があります。
後に長谷部信連は能登の地頭に取り立てられ出世しました。
こういったことから金持神社は開運成就の言い伝えがあります。
この金持神社ですが、縁起が良いので近年多くの参拝者が訪れています。
初詣の日には国道が渋滞して大変なことになります。
神社に奉納された絵馬には「宝くじ○億円が当たりました」というようなものもあります。
皆さん考えることは同じ。根雨の町にある「金持テラスひの」という休憩所には、金持神社の分社があり、宝くじ売り場まであります。
金持神社にお参りをすれば、必ずお金持ちになれるのでしょうか?
「だったら金持集落の氏子はみんな金持ちになっている」
地元の人は笑っていますが、幸いこのあたりではコロナ感染もなく平穏な毎日を過ごしています。
また金持神社の前には、清流板井原川が流れており、上流から順場に金持上、金持中、金持下の橋が架かっています。
それを見た観光客のかたが、「金持にも上中下があるんだなあ」と感心されたという笑い話もあります。
もう12月。
また初詣の時期になります。
リンピオユキトでは皆様の金運招福を祈ってこようと思っています。